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2020年12月1日 | Customer News

Tecanは、解析の難しいサンプルからの、迅速なウイルスおよび病原体の特性評価向けRNA-Seqライブラリー調製試薬の販売を開始します。

Tecanは、ヒト検体からの完全なウイルスRNA-Seqライブラリー調製において、ライブラリー定量化を含む全工程を1日で完了できるRevelo RNA-Seqキットを発売しました。このキットは、特に現在世界中の研究者が直面している病原体の検出と特性評価の課題に取り組むために開発され、患者由来の鼻腔スワブなど、微量検体からのNGSライブラリー調製に理想的な製品です。

 

Revelo RNA-Seqは、改良されたTecanのSPIA®(シングルプライマーアイソサーマル増幅)テクノロジーと、独自の蛍光ベースのNuQuant®ライブラリーの定量化を組み合わせることにより、コスト効率が良く、1日でライブラリーの作成が完了する、使いやすいソリューションを提供します。分解した、または低コピー数のヒト検体中のウイルスRNAに対して最適化され、迅速で高感度な病原体の同定および特性評価を可能にします。この新しいキットは、SARS-CoV-2などの病原体や他の呼吸器疾患を含む一連の患者由来サンプルを用いて、すでに厳密に試験されています。オートメーション化に優れたキットは、TecanのDreamPrep™NGSワークステーションにも実装されており、完成度の高いオートメーション化されたソリューションを提供し、多忙なラボでの処理能力と効率性を高めるのに役立っています。

Tecanのライフサイエンス事業部長であり副社長のKlaus Lunは、「Revelo RNA-Seqキットは、鼻腔スワブなどの低コピー数または劣化したサンプルから、より迅速で簡便に病原体ライブラリーを調製するための緊急の必要性に応えて開発されたものです。このキットはより高い感度とコスト削減を可能にする‘SPIA with a boost’ により、ヒトrRNAをこれまで以上に排除できるよう最適化されています。」とコメントしました。

Revelo RNA-Seq kitの詳細については、https://www.tecan.com/viral-sequencing-at-the-limits-of-detection をご覧ください。

この記事の本文はTecan(本社 スイス)が、2020年12月1日に発表したプレスリリースを、テカンジャパンが日本語に翻訳したものです。翻訳文の表現等に疑義が生じた場合は原文こちらをご参照ください。